仮設住宅についての考え方

仮設住宅をもっと早く建てられないか? 傾斜地に建設するのはどうか?

仮設住宅の建設が遅れている。リアス式海岸では元々平地が少ない、その平地も河口付近の低地であり今回の浸水区域に重なる。再び浸水可能性のある土地には仮設とは言え住宅を 建設する選択肢は現状では無い。ある程度の高台で平坦地というとライフラインを考えると空き地で家の建っていない土地を探すのが難しい。

元々斜面しかない土地であればここに建てる工夫をしても良いではないかと考えるのが自然かもしれない。

 


*比較的傾斜の緩やかな斜面の場合


基礎もブロックのベタ置きではなく杭打ちが主流なので斜面に対応し易い。斜面では坂下側の杭が少し長くなるが階段を設けないで済む位の傾斜なら問題は少ない。
階段を設ける必要のある傾斜でも、斜面を無理に削って盛土しなくても良いので杭打ちを充分にすれば崩れにくい。現在は木質系の杭でも腐らないものがあり充分に有効である。車は直付けにはできないが多少の傾斜には対応でき、付近の駐車場には置ける。

 


ま た鉄骨プレハブ系であれば補強次第だがこれらを組み合わせて2階建てやメゾネット形式も可能でレイアウトが自由になる。全体を連結し固定すれば全体として 非常に強固な構造体となり得る。もちろん土台に固定できないのでワイヤー等でアンカーに固定することが必要ではある。路面の傾斜が強いと車椅子での自力で の出入りは困難だが坂道歩行が可能な方なら生活できるのではないか。

 

*やや傾斜の強い斜面の場合


従来の住処に近いところで安全であれば斜面でも本住宅を建設できることは充分に選択肢に成り得るのではないか? もちろん地滑り等の無いよう敷地の条件を満たした上でのことだが。

Copyright©2011 humanedesignlabo. All Right Reserved.